古本催事の大切な準備と買取

古本の催事をするので一番大変と感じる作業は、前もって持ち込む本の全てに販売価格の札を付けておかなくてはならないことでして、普段から行っている店であれば準備も必要無いのですが、催事のために古本を2万冊持ち込むとすれば、帳場でスムーズに会計が出来るように、本の裏側に値札を付けておき、店名と価格が書いてあればよいのですが、付替するような人もいないとも限りませんので、書名もあると万全です。

2万冊もの本に対して1冊ずつ行っていては大変な作業なのですが、こればかりは人の手で行うしかありませんので、今後の事を考えて催事をやるような書店であれば、本を買取した時点で値札を付けるように、日頃から行っておきましょう。

どの本が何冊売れたのか、他店と合同で行う催事であれば、レジで内訳をしっかりとしないと面倒な事になりますし、閉店してから最後に集計してレジの精算額と売上があわなくてはなりませんので一苦労ですし、どちらの本屋の本が買取されたか判別できるようにすることも重要なのですが、本は自由に入れ替えることが出来ますので、売れ行きの動向を探れば、途中から催事場に並べる本のジャンルも変えることができますし、増やしたり減らしたりと、売り場で移動させるなど、こまめに戦術と戦力を考えることが大切です。

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デパートは万引き天国

デパートで古本の売買をしていても、古本屋の店舗と変わらず、万引きをする人間はいるものでして、売り場は開放感のあるオープンな状態で、催事は土曜日や日曜日、祭日に行うのが一般的なので、たくさんの人がデパートに入店されており、出入口はいくられもありますから、全ての人に目を光らせておくことは出来ません。

催事場所のスペースが広ければ広いほど、万引きをするには最適で、もはや万引き天国とでも名づけてもよいくらいで、知り合いなどの防犯用の人間を雇うなど、何かしらの施策をしないと、結局、利益がブラマイゼロになりかねませんからね。

一度、組合で古本の催事を行ったことがあるのですが、せっかく2万円や3万円や買取した本を万引きされたことがあり、高いものに目を付けて持っていくようで、5万円で売りに出していた美術本を盗まれたこともあり、あれだけ大きな本を万引きされたことに気がつかないことが不思議なくらいでしたので、万引きに慣れている人物の犯行なのでしょう。

デパートでの催事は、最近は定休日がありませんので、前日の催事をしていた業者が終る頃を見計らって、撤去した後に支度をするのですが、ワゴンや平台に合わせて持ち運びが出来るように、その上に気で組み立てた本棚を簡単に取り付けられるようにしてあり、陳列するのが素早くできるというメリットがあります。

本の買取だけではなく、中古の音楽CDや、ゲームソフト、レコードやDVDなども持ってきている古本屋もありますし、問屋から買取してきた新古本を平台に乗せて、お客さんが一番見やすい全面に出している古本屋もありますが、実際にやってみないことには、どの本が買取されていくのかは判りません。